プロフィットファクターは高ければ高いほど良い?



こんにちは、FX貴族です。
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さて、EAの性能を評価する際に
重視される項目のひとつとして
「プロフィットファクター(PF)」
という数値があります。

これは、バックテスト期間中の
総利益額を総損失額で割った値で、
1よりも大きければ利益が出る
ということを示します。

一般的には、大きければ大きいほど
優れているとされがちなPFですが、
実際のところ、僕はPFはあまり
重要ではないと考えています。

同じPFの戦略であっても、
取引回数が2倍になれば、
純益も2倍となるため、
PFは取引回数とのバランスで
見なければ意味がないからです。

一般的に、PFと取引回数は
トレードオフの関係にあるので、
PFを無理にあげようとすると
その分取引回数が減ってしまい、
純益は伸びないことが多いです。

卑近な例を挙げると、
パチンコ屋の控除率、つまり
客に戻ってくる金額の割合は
9割くらいと言われています。

パチンコ屋のPFを計算すると、
100/90 = 1.11と低いですが、
パチンコ屋が儲かっているのは
客が多く、回数をこなせる
(=取引回数が多い)からです。

そもそも、PFが高すぎる戦略は
取引回数が少なく再現性が低い点や、
長期的な優位性を維持するのが
困難なのではという懸念もあるので
(あまりにも儲かる戦略は、
競合相手が発生しやすいので
優位性がすぐに失われやすい)
PFは1より大きければ十分です。

また、ギャンブルをやる人は
よくご存知だと思いますが、
賭け事は回数を重ねることで
大数の法則を利用して
大局的に利益を積み重ねることが
重要であるため、
1ゲームあたりの期待値は
そこまで高くなくて良いのです。

皆様の参考になれば幸いです。

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