自動売買の長所と短所



こんにちは、FX貴族です。
今日はFXの自動売買における
長所、短所について考えてみます。

◆一日中相場を見なくて良い

自動売買の長所は、なんといっても
一日中相場を見ている必要がないことです。
エントリーポイントが表れるまで、
ずっとパソコンの画面に張り付いているのは、
なかなか辛いものがありますし、
知的活動とは程遠いと僕は思います。
兼業トレーダーでも始めやすいのが、
EAを使った自動売買だと思います。

◆規律あるトレードができる

機械的に利食いや損切りをしてくれるので、
人間の感情が挟まれる余地がなく、
判断ミスや入力ミスがない点もメリットです。
裁量トレードでは、欲望や恐怖から、
ルールを逸脱してしまうことが多々あります。
EAを用いた自動売買では、
常に厳格にルール通りの取引が行われるので、
規律あるトレードが実現できます。

◆複数の手法やポジションを管理可能

複数の通貨ペアや手法を同時に
取引できるのも、マシントレードの魅力です。
人間であれば、同時に管理できるポジションは
せいぜい2,3個ですが、
プログラムは多くのポジションやルールを
正確に取引し続けることが可能です。

◆突発的なニュースに弱い

一方、自動売買の短所は何でしょうか。
まず思いつくのは、突発的なニュースに弱い点です。
自動売買はテクニカル中心に取引するので、
ファンダメンタルズを考慮しないことが多いです。
テロや政治的イベントによる急落で、
大きな損を出す危険性があります。
(もちろん、これは裁量でも同じですが。)
ボラティリティ管理や人力での稼働OFFで
ある程度対処可能ですが、100%は難しいです。

◆プログラミングが難しい手法も

プログラミングするのが難しい手法
というのもいくつかあります。
インジケーターを使った取引は得意ですが、
視覚認知系の手法は苦手です。
単純なトレンドラインひとつとっても、
正確にプログラミングするのは難しいです。

◆ランニングコストがかかる

ランニングコストが必要な点もマイナスです。
本格的に自動売買をやるなら、
VPSと呼ばれるサーバーを借りて
取引することはほぼ必須です。
月数千円程度ですが、初心者にとっては
やや敷居が高いといえるでしょう。
(とはいえ、一日中相場に張り付く
労力を考えたら安いと思いますが。)

以上、自動売買でのトレードを
考えている方の参考になれば幸いです。

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