良いEAの見分け方



こんにちは、FX貴族です。
今日は、良いEAの見分け方
について書いてみたいと思います。

◆バックテストの期間が十分にある

最低でも2~3年以上の
バックテストは欲しいです。
10年以上あればベスト。
バックテストの期間が
短いEAは、直近の相場に
最適化されすぎていて、
相場の変化についていけない
可能性が高いです。

フォワードテストの期間が十分にある

フォワードテストとは、
EA完成後の実際の
取引結果のことです。
過剰な最適化を行ったEAは、
バックテストが良好でも、
フォワードで大きく成績を落とします。
つまり、EAの真の実力が
問われるのがフォワードテストです。
フォワードの期間は最低でも半年、
できれば1年以上ほしいですね。

取引回数が十分にある

取引回数が少ないと
結果が偏ることが多く、
EAの実力を正しく
判断できません。
また、取引頻度が低いと、
収益を上げる機会も
少なくなってしまうので
実用性に乏しいです。
目安としては、最低週1回程度は
動いて欲しいところです。

最大ドローダウンが小さい

利益をどんなに出していても、
ドローダウン(最大損益)の
金額が大きいEAは
オススメできません。
稼働していきなり大きな
マイナスを食らってしまうと、
そこで破産して退場と
なってしまう危険性が高いです。
目安として、初期資金に対する
最大ドローダウンが5~25%以下
のものを選びたいですね。
特に、複利機能を搭載している
場合は計算が難しいので注意。

ナンピンやマーチンゲールを使わない

これらの手法は連敗した場合に
破産するリスクが非常に高いです。
そもそも、ロジック自体に
優位性があればナンピンや
マーチンゲール法を使わなくても
良いはずなので、これらの手法を
使うEAはロジックそのものが
「儲からない」可能性が高いです。

勝率やPFが高すぎない

勝率やPFは高ければ高いほど
良いと考えがちですが、
実際はPF1.5程度あれば
十分に利益を上げられます。
勝率も50%以下でも
勝てる手法はたくさんあります。
異常に高い勝率やPFを持つEAというのは、
何か裏があると思ったほうが良いです。
資産グラフがあまりにも直線的な
EAは、少し怪しんでみたほうが良いかも。

EA選びの参考になれば幸いです。

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