売れすぎたEAは儲からなくなる?



こんにちは、FX貴族です。
今日はEAの販売本数と
エッジ(優位性)の関係について
考えてみます。

同じEAが売れすぎると、
ロジックが広まってしまい、
取引で勝てなくなったり、
証券会社に対策される、
という話をしばしば見かけます。
これは本当でしょうか?

結論から言えば、
その可能性は極めて低い
と思います。

なぜなら、fxは参加者が
非常に多く、取引額も巨大なので、
個人投資家が多少まとまって
取引したところで、相場を
動かすほどの力にはならない
と予想できるからです。

そもそも、億単位の資金を動かす
個人投資家は、市販のEAを
あまり使わないのでは
ないかという気もします。

また、そうした大口の投資家は、
大きなロットで取引すると
相場を動かしてしまうことも
よく知っているはずなので、
複数のロジックに資金を分散し、
取引の優位性が損なわれないよう
最大限の配慮をするはずです。

2つ目の証券会社に嫌われる
という話については、
ティックや1分足を使い
高速で取引を繰り返すEAなら
証券会社側のカバーが
間に合わなくなるので、
ありえるかもしれません。
(実際、そのせいでOanda Japanの
ベーシックコースではEAが
使えなくなったらしい。)
しかし、5分足以上なら
そうした心配はあまりないです。

呑み取引をしていない
ホワイトな証券会社であれば、
顧客がたくさん取引することが
会社側の利益になるので、
わざわざ取引を邪魔する必要は
全くありません。

売れすぎると不利になる、
という都市伝説は、
販売者側のセールストークや
EAの不調を責任転嫁している
ケースも多いような気がします。
(そもそも、長期間安定して
利益を出せるEAは少ないです。)

参考になれば幸いです。

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