なぜレバレッジを上げすぎてはいけないのか


こんにちは、FX貴族です。
突然ですが皆さん、
ハイレバトレードは好きですか?
ちなみに、僕は大好きです。笑

レバレッジを抑えて、
時間をかけてトレードする
資金管理が重要という話は
耳にタコができるほど
何度も聞いた人も多いと思います。

でも、期待値がプラスの勝てる手法なら、
レバレッジが高いほうが
早く資金を増やせるはず

と思いませんか?

なぜレバレッジを上げすぎると
勝てないのかについて
シミュレーションを使って
簡単に解説してみたいと思います。

例えば55%の確率で
掛け金が倍になるという
夢のようなギャンブルについて
考えてみましょう。笑

仮にいま100万円持っていたら
一回の賭け金はいくらが良いでしょうか?
期待値がプラスだから、
いきなりオールインしますか?
さすがにそれはリスクが高そうですね。
では、資金の何%をベットすれば
着実に儲けることができる
でしょうか。

今回は1%, 5%, 10%, 20%の4種類で
エクセルを使って実験してみました。
100回賭けた後の残高(縦軸)を
100セット分プロットしています。




これらの結果からわかることは、

・賭け金が高いほど収支がブレる
・賭け金が高いほど破産しやすい
・賭け金5%以下では破産していない


同じ条件のゲームなのに
賭け金でここまで結果が変わるのは
意外ではないでしょうか。

一度でも資金がゼロになってしまうと、
負けが確定してしまう
ため、
プラスに転じることができずに
ゲームが終了してしまう
というのが大きなポイントです。

トレードも、レバレッジを上げるほど
一回あたりの損失額が大きくなる
ため
分散が大きくなり、破産の危険性が
大きくなっていくことがわかります。

トレード手法の勝率にもよりますが、
1回の損失額が資金の5%を超えると
一般的にはリスクが高すぎる状態

と言えると思います。

破産をなるべく回避して
長期的な勝率を高めるためには
賭け金(=レバレッジ)を低くして
1回あたりの損失額を抑えることが重要

という、つまらない(?)お話でした。
参考になれば幸いです。

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